会社設立手続き体験談!熊本でのケース

 

個人事業がある程度、軌道に乗ったら、次は、本格的に会社を立ち上げる段階です。
ですが、会社設立には結構面倒な手続きが多いため、ここでは起業をした熊本在住Aさんから話を聞いた内容をまとめて、紹介してみました。

Aさんは熊本県で運送業を営んでいます。
会社設立のために用意した開業資金は、約2000万円とのことで、開業当時はお得意様を獲得するために必死で頑張ったそうです。

Aさんのような運送業の会社を設立するには、色々な決まりがあります。
例えば、トラックを最低でも5台保有している必要があったり、運行管理者や整備管理者などを配置する必要があったり、ドライバーを5名以上雇う必要があったりと様々な決まり事があったようです。
これらをクリアして初めて、運送業を開業することができるのですが、開業当時はなかなか売上が上がらずに資本金を運転資金に回して、なんとか持ちこたえたそうです。

Aさんは2000万円のうち、1000万円を初期費用に充てて、残りの1000万円を運転資金にしました。
補助金なども申請して国からの支援も貰えたため、何とか事業が軌道に乗るまで耐えきれたそうです。
事業が軌道に乗った成功ポイントは、営業宣伝費にお金を回したことと、人材確保のために給料を相場より高く設定して、さらに福利厚生を充実させたことだとAさんは言っています。

仕事を得るためには、会社を周りに知ってもらう必要がありますので、営業宣伝費はケチっては駄目だというのがAさんのポリシーで、常に広告を入れたり、得意先回りを営業の人を雇って行いました。
その結果、業績は次第に伸びて言ったそうです。
忙しくなるにつれて通常なら人の出入りが激しくなり、人材が定着してこなくなってくるものなのです。
ところが、Aさんの会社は、社員に支払う給料を一般の運送業の相場よりも高く設定して福利厚生を良くすることで、忙しくても社員のモチベーションが上がり人も安定しているようです。

一番大事なのはやはりスタートダッシュの時で、開業してからすぐをいかに乗り切れるかどうかだとAさんは言います。
そのためには、いかに運転資金を充実させるかが、営業成功の分かれ道になるでしょう。
運転資金は、会社にとっては体力そのものです。
体力が少ないと仕事を取ってきても、売り上げが回収されるまでに不渡りを出してしまうリスクもあります。
ですので、Aさんのような運送業に限らず会社を設立する時にはまず、資本金をいかにして集めてくるかを十分に考える必要があるでしょう。